おはようございます。
今月29日を持って、株式会社AMAOTO Webデザインチームを離脱するデザイナー兼広報の福沢です。

今回、チームを離脱するにあたって、公式ブログでこのような投稿を書くことは過去にもないことなので、さすがに控えた方が良いのではないかと考えていましたが、「好きにすればいいよ」とのことなので、遠慮なく思いの丈を書くことにします。笑

今から3年半ほど前、大阪で開かれたとあるWeb勉強会で木曽原と出会った時（偶然ではなく確信犯的に参加しました）、他の方とは話をしているのに私には話し掛けてくれないので、何もしていないのに最初から嫌われているのかと凹みましたが、よく観察していると、自分からは一切話掛けておらず、話しかけてきた人とだけ会話をしているように感じたので、勇気を出して、名刺交換をお願いしたのが始まりでした。

私が如何にAMAOTOさん（当時は法人化前でした）の作るWebサイトが好きなのかを熱く語るのを、時折、ちょっとだけ微笑んみながらずっと聞いてくれました。

コンサルタントや講師としての仕事がとくかく喋る仕事であるため、プライベートではあまり自分からは話しかけないようにしているとのことでした。

それから、大阪に来ると時々連絡をくれ、ご飯に誘ってくれたり、デザインの手伝いをさせてもらったりして、晴れて正式メンバーとなることができました。

私のデザインに全力が感じられなかった時は夜中であろうが日曜日であろうが連絡があり、こっ酷く叱られました。笑

一番記憶に残っているのは、私がプライベートで人生最大の問題を抱えていた時、相談したら、想像すらしてなかった答え（何を言われたかは秘密です）が帰ってきて、大阪まで来てくれたことです。

その時背中を押してくれなければ、今の幸せはなかったと断言できます！

血の繋がりもなければ家族でもないのに、何があっても絶対的な味方になってくれる人がいること、そういう人と出会えたことは私の人生の財産です。

もし、あの時、勇気を出して声を掛けていなかったらと思うと、ゾッとします。

人と人との出会いには必ず意味があり、出会うべきタイミングで出会うべき人と出会うようになっていて、その出会いを活かすか否かは「ほんのちょっとの勇気」なんだと思います。

その「ほんのちょっとの勇気」がその後の人生を変えていくのだと。

実は今回の離脱も私から言い出したことではなく、今年いっぱいで辞めるように言われたからなのです。

デザイナーという職業はゴールのないコンテンツを作るお仕事であり、時にプライベートをも犠牲にしてしまうタイプの人間も少なくありません。

多分、私の性格からそうなってしまうことを感じたので、元気な子供を産むことに集中しろ！ってことだと勝手に思っています。（もしかしたら、能力的な問題かもしれませんが…）

しかし、デザイナーは私が人生で唯一心の底からやりたいと思えるたった一つの職業なので、子育てが一段落したら、帰ってくるつもりであることを、ここに宣言しておきます。笑

正式にWebデザインチームのメンバーとなってから約2年弱、クライアントさま、デザイナーさん、エンジニアさんなど、本当に色々な方に温かいご指導をいただき、Webデザイナーとしてだけでなく、一人の人間として成長することが出来ました。

皆様、本当にありがとうございました！