正しい情報発信とは。〜綺麗事の地方創生から脱却するために必要なこと〜
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本日は三重県商工会連合会さまの専門家としてのお仕事で、地元紀北町三浦にある「割烹の宿 美鈴」さまに行って来ました。
美鈴さまは先日、あのミシュランガイドの特別版にレッドパビリオンとして掲載されましたようです。今回の専門家派遣では、そのミシュランガイドに掲載された情報をホームページに掲載するポイントなどのアドバイスも行わせていただきました。
美鈴さまのことは会社員時代から知っており、そのターゲットを明確した唯一無二のブランディングには私自身も独立した際にかなり参考にさせていただきました。
地方創生という言葉が作られ、都心から様々な業種のコンサルタントが地方に来るようになってから随分と経ちましたが、この地方に限っては活性化の活の字もありません。
私自身、紀北町に住むようになってから約16年が経ちましたが、10年後のことを考えるとゾッとするほどです。
正直、この地域に住み続けることも諦めるときが来たのではないかと…。
しかし、このような過疎化が進む地域においても、自らのアイデアを自らの労力によって実践し、すばらしい結果を出している事業所を私はいくつか知っています。
また、私が知らないだけで、実はすばらしい技術や商品を持っている事業所もあるかと思います。
問題はそのことが「正しく発信されていない」ことだと思います。
私がEbiten Design Worksを立ち上げた背景には、この「正しい情報が正しく発信されていない」という現実をなんとかしたいと思ったこともその大きな要因のひとつです。
本当に正しい情報発信とは何なのか?
私がその答えを持っている訳では決してありません。
しかし、店舗外観写真と料理写真、当たり障りのない紹介文では伝わらないことがたくさんあります。
その第一弾として、割烹の宿 美鈴さまの日常と料理人としての素晴らしい技術を発信させていただく予定となっております。
まだ企画の段階であり、発信時期としてはまだ未定ですが、ポータルサイトの制作と合わせて、確実に前進していきたいと思います。