カートシステムの正しい選定基準とは
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こんばんは。今回の素晴らしいツイート紹介は以下となります。
Shopifyどうですか?
って訊かれたんですけど、
実際、プラットフォームはお客様の規模によるとしか言えなくて。Shopifyはかなり売上規模大きめで、通販部門が持てるところじゃないと厳しい。
あと、やはり海外ものなので、管理画面が圧倒的に使いにくい。
要は、個人事業主に勧めるものではない。
— アルテ@Webディレクター (@artebaleno_jp) March 2, 2021
ネットショップを開設する際に直面する最初の課題はどのカートシステムを選択するかだと思います。
私は専門家派遣としての活動の中で、悲しいかな制作側の都合や好みで事業所に合わないカートシステムを使わさせられているケースをこれまで何度も目にしてきました。
どのカートシステムにもそれぞれ一長一短があり、企業所の規模やネットショップの立ち位置などによって、選択するべきだと思います。
特に海外産のカートシステムは制作者側からすると構築する面でメリットが大きいことがありますが、受注管理システムの日本語訳が微妙なケースが多々見られます。
ツイートで述べられている現在人気のShopifyも同様で、一度、管理画面を見せていただく機会がありましたが、数秒で現時点での不採用を決定しました。
制作会社として、得意なカートシステムを持つことは全く問題ないと思いますが、それを明らかに使いこなせないクライアントに提案することは本当に正しい判断なのでしょうか?
カートシステムを選択する際は、その受注管理システムを毎日使うのが、「一体誰なのか?」をまず第一に考慮するべきではないでしょうか?
弊社ではクライアントからの要望をヒアリングした後、複数のカートシステムをそれぞれのメリット・デメリットを提示して、どのカートシステムがベストなのか一緒に考えるようにしています。
ちなみに弊社はWordPressを使用したホームページ制作を主としておりますが、WordPressプラグインのカート機能は一度も採用したことがなかったりします…。
その理由を書くと相当長くなるため、そちらはまたの機会とさせていただます。