「とりあえず」やってみることの重要性
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こんばんは。代表兼ディレクターの木曽原です。
今年はなぜか花粉症の症状が殆ど出ないという謎の快適な日々を過ごしています。
今回は「とりあえず」やってみることの重要性について書いてみたいと思います。
私はお仕事の関係で、デザインやプログラミングを教える機会があります。
例えば、コンサルティング先のネットショップの担当スタッフにはランディングページの構成からデザインまでをやってもらったりとか。
どのクライアントでも構成まではスムーズに行くのですが、コピーやデザインになった途端にスピードダウンします。
特にデザインは急ブレーキとなり数ヶ月停滞することもしばしば。
その原因は出来ないのではなく、出来たものを出す自信がない場合が殆ど。
この業界で長く働いている私でも最初にクライアントにデザインを提示する場合は、今でも緊張しますし、逆に緊張しなくなったら駄目なのかもと思ったりするほどです。
それは人生で最初に作った(作らされた)デザインなら尚更だと思います。
これはデザイン以外の仕事でも同様だと思いますが、最初から思うような仕事ができる人などいませんし、人間というのは、多くのことを失敗から学ぶのが普通だと思います。
よって、何かを習得したければ(成長したいなら)、「とりあえず初めてみること」が重要です。
この最初の一歩を踏み出せない、または踏み出すべき状況であることを重々承知しながら、自ら「踏み出せない理由」を作っている人を多く見てきました。
もちろん、限りある人生の時間で「何を選択するか」は本人の自由です。
挑戦しない人生を選択することも決して間違いではありません。
しかし、あくまで私の経験上の意見ですが、小さなビジョンと覚悟さえあれば、結構何かとなるもんだと思っています。
制作会社での実務経験なし、独学での制作実績数件(内WPは1件)、クライアントゼロ状態でスタートした私の起業は今考えれば、なかなかに勝ち目のないギャンブルだったかと思いますが、出会った人たちに支えられ、今ではまさかのまさかの会社化できちゃったりしています。
それは、私が「とりあえず」やってみた結果なんです。
もちろん、徹夜も何日もしましたし、色々なことがありましたが、年齢的にも後に引けないし、他にやりたいこともなかったため、ひたすら、「とりあえず」やる→見直し(ダメ出し)→やり直しの日々でした。
いわゆる、P(計画)D(実行)C(検証)A(改善)というやつですね。
私には年密なPがなかった(なにせクライアントゼロだったのですから)ため、DCAをひたすら繰り返したということだと思います。笑
「とりあえず」やってみる。
私が「それ」に救われたのは間違いないのです。