当社がホームページ制作がWordPress専門となってから約4年近くが経ち、お陰様でお問い合わせいただく内容の95%以上（つまりほぼ100%です）がWordPress関連となりました。

それはWordPressの認知度が向上（実に全てのホームページの約30%がWordPressで構築されている）して来ているのも要因の一つかと思いますが、WordPressの導入はメリットだけでありません。

どんな優れたものにもメリットがあればデメリットもあります。

そして、それはWordPressも例外ではありません。

本日はWordPressを導入するデメリットについて書きたいと思います。

 

WordPressにおけるログインパスワードの重要さ

WordPressはログイン画面からIDとパスワードを入力してログインして使用します。

残念ながら、WordPressに関する知識がある人なら、ログイン画面は簡単に分かってしまいます。

また、ログインIDに関しても把握することは決して難しいことではありません。

よって、ログインに関するセキュリティではパスワードが最も重要となります。

WordPressではログインアカウントを作成する際に、パスワードを自動生成する機能とセキュリティの強弱を教えてくれる機能があります。

それらを使用すれば、強靭なパスワードを生成すること可能です。

しかし、強靭なパスワードは大文字小文字英数字や記号が混じった複雑な文字列なため、パスワード入力時、結構な手間が掛かるのため、簡単なパスワードに変更しまっている方を多く見かけます。

確かに頻繁に複雑なログインパスワードを入力することは面倒ですよね。

しかし、ホームページというのは御社の大切な財産であり、営業マンです。

ログインパスワードはWordPressの自動生成機能で生成されたパスワードを使用することをおすすめします。

 

WordPressテーマとプラグインの選定と管理

現在、ほとんどの主要レンタルサーバー（個人的にはXSERVERがおすすめ）にはWordPressを始めとしたCMS（コンテンツマネジメントシステム）の簡単インストール機能が設置されており、クリックひとつでWordPressをインストールすることが可能です。

あとはWordPressテーマを選定し、各コンテンツを設置すれば御社ホームページが完成します。

WordPressテーマは有料無料を合わせるとそれこそ星の数ほどのテーマが存在します。

どのWordPressテーマを使用するかは、各個人の判断で問題ないと思いますが、個人的にはWordPressテーマは出来れば公式テーマを使用することをおすすめします。

ちなみに弊社は既存テーマを使用せず、オリジナルWordPressテーマを制作することが多いです。

また、WordPress自体のアップデートも非常に早く、最近では投稿部分がGutenbergと呼ばれるものにフルリニューアルされました。

たまにWordPress ME2.0なども見かけることがありますが、WordPress自体のアップデートは機能だけでなく、セキュリティ面でのアップデートも多いので、可能であれば、随時最新版にアップデートすることをおすすめします。

最後にWordPressの機能を飛躍的向上させるプラグインに関するお話ですが、プラグインも脆弱性なども問題が発生する可能性があるので、WordPressテーマ同様に公式プラグインを使用することをおすすめします。

 

まとめ

これらの要件対策を素人の方がすべて個人で行うことは実質的に不可かと思います。

よって、弊社では原則としてWordPressでホームページを制作させていただく際にはWordPress本体、プラグイン、サーバー、ドメインなどを管理させていただいております。

もちろん、有料サービスとなりますが、折角、何十万（場合によっては数百万）といった予算を掛けて制作したホームページを保守管理することはとても大切です。

また、弊社のようなホームページ制作会社もWordPressを使用するメリットだけでなく、デメリットもしっかりとお伝えし、管理させていただく責任があるように思います。