継続することの重要性

2021 10/24

こんばんは。急に寒くなってきましたね。
明日は午後から四日市なのですが、パーカーを来ていかないとヤバそうです。

さて、今回も少し時間が出来たので、継続することについて書きたいと思います。

人間、何事も継続することが一番難しいのは誰もが知るところだと思いますが、ネットショップやウェブマーケティングのコンサルタントとしても活動していて、結果が出ているところと出ていないところを比較すると、商品力やマーケティング能力よりも、この継続するということが出来ているか出来ていないかが結構重要だなと感じることが多々あります。

そもそも、指導した内容に全く手を付けずに、何もしないところも一定数ありますが、そういったところの特徴としては、組織としての体制が確立できていないことが多いですね。

目次

とりあえず着手する

何かをはじめようと思ったら、とりあえず計画を立て、何でもいいので着手することが大切です。できれば手書きのメモでも良いので、目に見えるところに置いておき、思い出せるような環境を作ることも大切です。

私は何かアイデアを思いついたら、どんなことでも必ずiPhoneのメモに書くようにしています。PCがMacだとメモの内容を同期してくれるので、とても便利です。

Winの場合は、Wordかメモ帳か何かに書いておき、デスクトップに置いておいてもいいと思います。そこで重要なので、デスクトップを整理しておくことですね。個人的に仕事できると感じる方の多くがデスクトップがキレイに整理整頓されています。

作曲であれば、ガレージバンドに思いついたメロディを打ち込んでおいたりしますし、時間があれば単純なリズムパターンも打ち込んだりしています。

やり方は人それぞれで良いと思いますが、着手したものを忘れないための工夫が必要だと思います。

基準と期限を設ける

私がコンサル時に口を酸っぱくして伝えていることですが、基準と期限を決めること、これは本当に本当に大切です。

「いいアイデアない?」とか「良い企画考えてよ」といったことをよく言われるのですが、最初から良いアイデアが浮かぶ人などいませんし、「これだ!」というアイデアが浮かぶまで何も始めないのも良くないですし、そんないつ浮かんでくるか分からないアイデア(浮かばない可能性もありますよね)を待っていては、人生終わってしまいます。笑

現時点でベターだと思うアイデアがあれば、そのアイデアの基準と期限を決めて一歩踏み出すことが「良いアイデア」への第一歩なのです。

個人的には「良いアイデア」とは最初から完成されたものではなく、成長させていくものだと思います。

形になればとりあえず公開する

自分が作ったもの(考えたもの)、特にそれが教科書通りでないオリジナル要素が強いものであればあるほど、第三者に見せるには勇気を必要とします。

私たちのお仕事、特にデザインの初期案をクライアントやメンバーに見せる時は今でも緊張しますし、逆にこの緊張がなくなったら終わりなのかなと思ったりしています。

しかし、世の中の成功している人のインタビューなんかと読んだりしていると、「とりあえず公開すること」がいかに大切なのかを痛感します。

恋愛の第一歩もまずは告白(またはアプローチ)することですよね。気持ちを伝えることができないということは、結局はその程度の気持ちであることも多いのではないでしょうか?

私の大好きなローリング・ストーンズの初期のリーダーでリードギタリストだったブライアン・ジョーンズは楽器演奏者としては天才的な才能を持ちながら、結局、オリジナルソングを公開することが出来ず、名曲を量産するジャガー/リチャーズコンビにバンドの主導権を奪われ、自滅していきました。個人的にはポール・マッカートニーやブライアン・ウィルソンと五分の才能を持っていると思うブライアンの作った曲を1曲でもいいから聴きたかったなぁと思います。

黒く塗れのシタールの演奏は圧巻です。

どれだけ才能があったとしても、それを世に出さなければ、誰も評価してくれません。逆に荒削りだったとしても、何か光るものがあれば、どこかから声が掛かることもあるのです。

結局は99%の人が続かない

冒頭にも書きましたが、継続するということはとてつもなく険しい道程です。

私はこの業界に入ってから独立するまでの約6年間、一日も休まず勉強を継続しました。仕事が終わるのが21時前後なので、帰ってご飯を食べてお風呂に入ると22時過ぎでした。そこから、毎晩2時〜3時くらいまで勉強していたのですが、朝がとてつもなく辛かったことを覚えています。(なんでここまでやるのかと思ったこともあります)

私の場合、住んでいた地域が田舎だったこともあり、分からないことを気軽に聞ける人が周りにいなかったため、本当に何回も心が折れそうになりましたが、それでも継続できたのは、素晴らしい人との出会いがあったからです。

田舎の企業で一人頑張っていると、「あいつ何頑張ってるの?」みたいな目で見られるくらいならまだましで、引かれることもありましたが、明らかに自分より厳しい環境で働いているのも関わらず、自分の目標に対して真っ直ぐ生きている人と出会えたお陰で、自分は間違っていないんだと本当に救われました。

世界は広いという言葉がありますが、日本も広いですね。笑

どこへ出掛けるにもノートパソコンを持っていき、少しでも時間があれば、YouTubeを見たり、TIPSブログ(今はなきWEB DESIGN RECIPEさんには感謝しかありません)を読んだりしていました。

USJに行った際も、アトラクションには一切乗らず、カフェの隅っこで勉強していたこともあります。笑

すべての出会いには理由があると言いますが、人生とは本当に出会うべきタイミングで出会うべき人に出会うように出来ているんだなと思いますし、その出会いを活かせるか活かせないかは、本人の行動次第でしょう。

どんな理不尽な場面に遭遇しても、これは自分を見つめ直す機会なんだと思えるようになりたいもんです。

話が逸れましたが、継続することについてアドバイスがあるとすれば、すぐに達成できそうな小さな目標を立てることです。人間とは都合の悪いことや分からないことがあると思考が停止すると聞いたことがあります。(私の場合は睡魔が襲ってきます)

人間は習慣出来ている部分も大きいと思うので、小さな成功体験を習慣化することで、継続率は格段にアップするのではないでしょうか。

意識を変えるには習慣を変えること。

見出しで99%の人は続かないと書きましたが、私の身の回りに限ってですが、継続に成功しているであろう1%の方は皆さん一定の結果を出されているように思います。

今回の動画

今回は今でも圧倒的な人気を誇るレディオヘッドのセカンド・アルバム「ベンズ」に収められた透き通るような美しいメロディがどこまでも幻想的な世界を描く「フェイク・プラスティック・ツリーズ」です。

ライブ動画にしたのは、レディオヘッドはUKロックバンドとしては珍しく抜群の演奏力があるからです。

最初は初期の代表曲である「クリープ」にしようか迷いましたが、個人的にはこちらに思い入れがあるので、こちらにしました。

クリープのエピソードとして印象の残っているのが、20年くらい前、どこかの街角(多分、名古屋です)でクリープが流れてきた瞬間に外国人の女性が曲に合わせて踊りだしたことです。

こんなネガティブな歌詞の曲で踊れるんだと。笑

話はそれましたが、この曲の歌詞を内容を簡単に説明すると「自分を愛してさえいないヒモ男にすべて捧げて生きる女性」の物語です。

最後に繰り返される「もし、あなたが望む人になれるなら」の歌詞がとても印象的です。

最近は仙人になった感のあるトム・ヨーク

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